シート防水もいろいろありますが、塩ビシートは中でも耐久性があり歩行にも適しています。大きなロールで敷いていくので、広面積の場所や凹凸などの複雑な形状がない場所での施工に最適な工法です。空気などが入らないよう配慮しながら施工し、漏水させない継ぎ目に仕上げていきます。
また塩ビシート防水のなかでも「密着工法」と「機械固定方」の2種類の工法が存在。どちらもメリット・デメリットがありますが、施工場所の環境や状態、お客様のご要望などで工法を決めていきます。

ウレタンとよばれる樹脂を液体状にして塗っていく工法。ウレタンはやわらかい・弾力がある・摩耗性に優れているという特徴があり、日本で最も採用されている防水工事です。塗膜防水なのでつなぎ目のないキレイな仕上がりになるほか、複雑な形状の箇所でも施工しやすいのがメリットです。
しかしムラがなく、均等に仕上げるのは至難の業。熟練した技術で美しく施工していきます。

滑りにくく遮音効果もあることから、よくマンションやアパートの廊下床、階段やバルコニーで使われています。掃除の手間がかからないのも特徴の一つ。
塗膜防水のように、使い方で材料の質が変わるわけではありませんが、長尺シートは職人のスキルによって仕上がりの見た目や、長尺シートの性質が変わってきます。

「どのような一日の流れなんだろう」
「どのように作業を行うのかな」
「現場の雰囲気はどうだろう」
仕事内容や流れはなんとなくイメージできていても、現場でわかることも多くあると思います。少しでも不安がある方や、現場のことを知りたい方は、実際に業務を行っている現場に来てみてください。現場見学のみでも大歓迎です！